東海学生駅伝レーン6-28
- tfmie2023
- 3 日前
- 読了時間: 2分
川口から襷を受け取りました。 普段はレアキャラの彼らしからぬ、熱い思い。
しかと受け取りました。
どうも、巨大宗派の教祖……と呼ばれているらしい修士2年の名和です。
なにやら新しい理念を布教しようと企んでいる者もいるようですが、負けてられませんね。
みなさんの入会、心よりお待ちしております。
……とまあ冗談はさておき。
学部から大学院へ、振り返れば長いようであっという間の学生生活でした。
コロナ禍を経て私が本格的に走り始めた頃、全日本の予選会で「全国最下位」を突きつけられたチームが、今では「東海5強崩しの一番手」です。
先輩の背中を追っていた自分が、いつしか後輩に背中を見せる立場になり、チームも自分も間違いなく強くなりました。
何気なく言った言葉や普段の行動をきっかけに、後輩たちの目の色が変わり、頼もしいことを言ってくれるようになったこと。
その姿を見られたことが、自分の記録が出ること以上に嬉しく、密かな自慢でした。
でも、この場所で得たのは、そうした「強さ」や「立場」だけではありません。
研究に行き詰まった時、シューズを履いてただ走るだけで不思議と心が整いました。
そして何より、苦しい時に支えになったのは、学年や立場を超えて、時にはバカみたいに笑い合い、時には真剣に語り合ったこのチームの「環境」そのものでした。
劇的に変化していくチームの歩みを、一員として肌で感じられたこと。
最高の仲間と走り抜いた日々。
それらすべてが、私にとって学生生活における最大の財産です。
今、目の前にあるのは“学生ラスト駅伝”です。
巨大宗派的には「思想の統一が大事」と言いたいところですが、正直、思想なんてバラバラでいいんです。
「あいつには負けたくない」
「過去の自分を超えたい」
「ただ目立ちたい」
「女の子にチヤホヤされたい」
それぞれの欲や想いが、一本の襷(たすき)という物理的な繋がりで一つになる。
その化学反応こそが駅伝の醍醐味であり、三重大陸上部の真骨頂でしょう。
言葉で語るよりも、走りで示したい。
ネテロ会長が一日一万回、感謝の正拳突きを繰り出したように、私はこの一走に、三重大陸上部で積み上げてきた全ての感謝を込めます。
その感謝を推進力に変えて、チームの勢いを決定づける圧倒的な走りをすること。
それが、最上級生としての責任であり、最後の仕事です。
「心配すんな。全部うまくいく。」
次は、我らがブロック長・鳥居くんです!
コメント