東海学生駅伝レーン6-26
- tfmie2023
- 1 日前
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お久しぶりです。
亘から襷を受け取りました、4年の加藤です。
まずは亘について。
彼は本当に“器の大きい男”で、速い選手というより“強い選手”という言葉がしっくりくる存在です。
入学当初からどう逆立ちしても勝てない相手でしたが、この4年間でようやく少しだけ背中が見えてきたのかなと思います。
さて、今回は僕が4年間の大学陸上部生活を通して、みんなに一つだけ伝えたいことがあります。
それは—
「縁を大切にし、その縁を広げ続けること。そして、それを本気で突き詰めること」です。
大学という場所は、自分から動かないと何も始まりません。
でも自分次第でどこまでも変われるし、どこまでも挑戦できる場所でもあります。
僕自身、入学当初は本当にタイムが遅くて、しんどい時期の方が多く、悔しい思いも何度もしました。
「どうやったら速くなれるんやろう」
その問いだけを握りしめて、がむしゃらに走り続けていました。
だからこそ、同級生・先輩・後輩に頭を下げてアドバイスをもらったり、他大学の練習に飛び込んだり、合同練習を企画したり、読み漁った論文の知識を練習に落とし込んだり――
思いつく限りの手段に挑戦し続けました。
その過程で、何度も心が折れそうになったこともあります。
でも、そのたびに相談に乗ってくれる人がいて、支えてくれる人がいました。
特に、西さん、健志さん、名和さん、そして同期のみんなには感謝してもしきれません。
気づけば“自分の世界”は想像以上に広がっていました。
最初はただ「速くなりたい」だけだったのに、気づけば
人との接し方、後輩の育て方、チームをどう良くしていくか
そんな”人としての幅”を広げてくれる経験の方が、大きな意味を持っていました。
そして、4年間で一番大切だと感じたのは、
ひとつひとつの縁を丁寧に扱うこと。
そして、現状に満足せず、さらに広げ続けること。
みんなも、誰かの言葉に救われた日や、仲間の存在に背中を押された瞬間があると思います。
そんな“縁”は、自分が思っている以上に人生を変えてくれます。
僕たちはたくさんの人から襷を受け取り、また誰かに襷を渡しながら生きています。
その巡り巡って繋がる縁こそが、最終的に“自分自身”を形作っているのだと、この4年間で痛いほど感じました。
この部で出会った仲間、先輩、後輩、OBの方々――
すべての縁が、僕を強くしてくれました。
本当にありがとうございます。
そんな重くて温かい襷を、駅伝当日に繋げられるのが本当に楽しみです。
それでは次は、三重大が誇る天才ランナー・玲央さんに襷を託したいと思います。
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